在宅医療専門診療所とは

 2016年度改定で、外来機能を持たない在宅医療を専門に手がける医療機関の新設が認められました。
現在は、診療報酬上、在宅患者の割合が95%以上の「無床診療所」は在宅医療専門診療所とみなされ
ます。

在宅医療専門診療所の開設要件

1.無床診療所であること

2.あらかじめ地域を規定し、周知すること

3.地域内の患者からの往診等の要請を、医学的に正当な理由なく断らない

4.医師会や医療機関の協力を得ること

5.在宅医療導入の相談を随時受けていること

6.診療所の名称等が公道から容易に確認できること

7.随時連絡に応える体制の整備

※在宅医療専門診療所が在支診の届出をする場合、通常の在支診の施設基準に
加えて、いくつかの実績要件を課されます。

在宅医療専門診療所を開設する前に知っておきたいこと

メリット

・ 外来に比べて、立地の選択肢が多い。また、広さを要しない。

・ 高額な医療機器が不要の場合も。

デメリット

・ 在支診の施設基準が厳しい(基準以下だと80%に減額)。

在宅医療専門診療所の展望

 外来機能を有しない診療所は、現状ではあくまでも「例外的」な存在であり、
今後の在宅医療の需給バランス如何では、「在宅医療専門」診療所は制度から外
れる可能性もあります。